日本工芸風の金粉表現したい時にはパターンオーバーレイを使うと便利
お正月や成人式、七五三、海外向けの和風デザイン等々、、なんかもっとわざとらしく?「和風」にしたいときってありますよね。。
・和柄パターンをレイアウトする
・金粉や金箔を背景にする
・墨を使う
などなどいろいろ方法はあると思います。
今回はせっかく当ブログで配布している素材の「金粉Photoshopブラシ」があるので、「金粉や金箔を背景する」方法を考えて行こうと思います。
あくまで管理人独自の見解ですので、自分で試してみて、ベストな方法を編み出してください。
和風金粉のイメージって例えばこんな感じ
銀粉と金粉が混ざった感じとか。背景のまわりにふわふわーとあるだけで一気に和風になると思いませんか?
蒔絵っぽい奥行きのある金粉の感じが出てるのではないかと思います。
Photoshopブラシ+パターンで金粉の質感をだすには
質感をパターンで表現する方法は
1.Photoshopブラシに直接パターンを反映させる方法
2.レイヤーにパターンを反映させる方法
ですかね。
一つづつ説明していきます。
Photoshopブラシのみの表現
これは当ブログが配布している「金粉和風Photoshopブラシ」を使って黄色で描画、背景ベースはちょっと暗めの赤を使ってます。
リアルに金箔を使って作ったPhotoshopブラシなので、これだけでも結構和風な感じは出ておりますが、、、
もっとキラキラ感というか、ギラキラ感を出したいと思う人もいると思いますので、納期が迫ってないのであれば、そこはこだわりたいところです。
パターンを用意する。
金箔のギラギラ感をだすためにはぎらぎらしたパターンを用意します。
私は金箔とアルミ箔のパターンを用意しました。今回使ったのはアルミホイルのパターン。
「ゴールド・シルバーPhotoshopパターン」でダウンロードできます。
金箔もいいのですが、より「ぎらぎら」した感じをだすのであれば、このくらいがちょうどいいと思います。
キッチンにあるアルミをくしゃくしゃにしてカメラで撮影したものです。パターンの追加方法は前の「フォトショップのパターンの追加方法」を御覧ください。
1.Photoshopブラシに「パターン」を反映させる方法
主にツールメニュー(っていうのかな)を使って描画していきます。
パターンスタンプツールを使ってダイレクトにパターンを反映させる方法です。
上の画像のように
パターンスタンプツール→ブラシ選択→パターン選択→描画する
Photoshopブラシに直接反映されるため、色もアルミ色です。凹凸がでて、工芸品感マシマシですね。
上品な感じ。しかし、アルミの色しかでないので他にゴールドなどを用意しなくてはなりませんね。
(あとは色温度とかカラー調整とか)
2.【オススメ】レイヤーでパターンを反映させる方法
こちらの方法はレイヤーを直接いじっていきます。
レイヤーを選択して「レイヤー効果」で表現を探っていきます。
ブラシのカラーによっては「ハードライト」や「乗算」などがいい場合もあります。
金粉ブラシで描画→レイヤー選択→レイヤー効果(fx)→パターンオーバーレイ→描画モード→パターン
という感じで進んでいき、あとは不透明度や比率などを調整していきます。
こちらの方法だと、ブラシのカラーが反映されるため、黄色っぽい色もちゃんと残ってます。アルミホイルでも十分金箔感がでてます。
また、パターンをアルミホイル以外にもできるので、パターンを選択し直すも可能です。カラーも後からいろいろ選べます。
私はあとあとの事を考えるとこちらの方法をおすすめします。
出来上がり。
いくつかのレイヤーを用意しておいて重ねるとこんな感じになります。
ここまでやると鬱陶しいですが、一度自分のやり方を作ってしまえば、簡単に和風の素材が作れます。
パターンは透過PNG素材にも反映できるので、また次回説明したいと思います。
makiko
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