メタリックな表現をしたくてスキャンしたら真っ黒になった
こんにちは。あーだこーだ考えるのが好きなのでこういった実験ごっこ的なミニコラムもこれからちょっと書いていきます。
お正月に向けて金粉のPhotoshopブラシを作りました。その時によりいっそう「金粉」感を出すためにパターンを使いました。
(パターンの使い方はまた後日記事にします。)
もともと金ピカゴールドパターンは海外のサイトからダウンロードして持っていたのですが、「これどうやって作ったんですか?」と聞かれるとコワイので自分で作ることにしました。ええ。小心者ですよ。
Photoshopパターン制作の為に用意したのは金色のオリガミです。
まずはスキャナーでスキャン!
いつもイラストをスキャンする愛用中のエプソンのスキャナーです。
???
なんか「金色」感がない。。。
どうしたらよいものか、、?
露光量増やしてみました。
まあ、金色にはなりましたけども、、、ギラギラ感はありません。落ち着いた表現ならば有り!ですね。
それでは普通にカメラで撮影!
んーーー!!同じ金色の紙とは思えないくらいまばゆい!!!
多少色味を調整してるものの、雲泥の差ですね。
アルミホイルはどうなるか、、、?
スキャナーでスキャン。
銀色だけど光ってる感じがしません。スキャナーで光をシャットアウトしてしまうからでしょうか。
こちらはカメラで撮影。映り込みが多少あるものの、こちらのほうがアルミホイルっぽい金属感がでてます。
クシャッとした感じもやはりカメラ撮影の方が綺麗にでます。
アップにしてみると、、??
でも、なんだかんだいってスキャナーのほうが解像度調節できるし、密着してるから綺麗なんじゃないの、、?
と思う人もいるかもしれませんが、
100%にするとなんかノイズが(これはこれで綺麗ですが)出てしまってます。解像度は600ppiに設定してますが、これじゃあね。
こちらはカメラで撮影し、100%にして切り取った画像。300ppiですが、比較的滑らかで粒子もさほど目立ちません。
結論 質感重視の素材はカメラで撮影がベスト。
高解像度だからといって、スキャナーでスキャンすると「質感」が潰れることもよくあります。
例えば羽根の素材とかもスキャナーではなくカメラ撮影です。水彩イラストもカメラで撮影してましたが、影がおちるのと、面倒くさいのでこちらはスキャンがいい。
(しかし、影が落ちないのならばカメラのほうが綺麗に紙の凹凸が撮影できるので悩みどころです。今のところ効率を考えて平面はスキャンが多いです)
アルミホイルは平面だからついスキャンしたくなりますけど、こうなっちゃうよ!ということで勉強になりました。
こちらで制作した「ゴールド・シルバーPhotoshopパターン」も配布中です。ご利用ください。
makiko
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